- 結婚相談所経営は難しい?
- 結婚相談所開業で失敗するパターンは?
- 結婚相談所のフランチャイズ開業は儲からない?
こういった疑問に答えます。
カウンセラー経験がないだけでなく、ビジネス経験ゼロ・人脈ゼロ・マーケティング知識ゼロの方にとって、「本当に自分でもうまくいくんだろうか…」と不安ですよね。
せっかく100万円以上の加盟金を払うからには、「会員獲得が全然できなくて、廃業するしかない…」という結末を迎えるのだけは避けたいところ。今のうちに、失敗のリスクを減らす手段があるならチェックしたいですよね。
そこで本記事は、200名以上のカウンセラーから経営相談を受けてきた集客コンサルタントのたかのが、経営や集客で苦労するカウンセラーの5つの特徴を徹底解説します。
開業を検討している方、すでに結婚相談所を運営しているものの売上が伸び悩んでいる方は、「意外なヒント」がきっと見つかります。
結婚相談所経営は難しい?開業しても儲からない?

結論から言うと、結婚相談所経営は正しいやり方さえ知っていれば、他のビジネスより成功しやすく、儲かりやすいビジネスだと断言します。
「経営は難しい」「開業しても儲からない」という先入観はありますが、ビジネスモデルの構造を理解すれば、結婚相談所が持つポテンシャルの高さに気づくはずです。

ぼくは結婚相談所専門の集客コンサルタントとして、これまで130社以上のホームページを手掛け、クライアントの中から年商1,000万円を超える相談所を多数輩出してきました。その経験から、結婚相談所ビジネスがなぜ儲かりやすいのか、その構造的な理由を解説します。
結婚相談所ビジネスが儲かりやすいと言える根拠は、以下の3つの圧倒的な優位性にあります。
- 理由①:顧客単価が桁違いに高い
会員1人あたりの売上は30万円前後が相場です。この単価の高さにより、月にたった3人の新規会員を集客できれば、それだけで月商100万円、年商1,000万円も十分に達成可能です - 理由②:競合の多くがビジネス未経験者である
IBJのデータによれば、開業者の96.9%がビジネス未経験者です。つまり、ほとんどの競合がマーケティングの専門知識を持っていません。あなたが正しい集客知識を身につけるだけで、市場で容易に優位性を確立できます - 理由③:最強の「商品」がすでに用意されている
事業で最も難しいとされる「商品開発」のフェーズを省略できます。開業当初から業界大手の看板とシステムを利用してビジネスを始められるため、非常に恵まれたスタートを切ることが可能です
以上の理由から、結婚相談所は本来、非常に儲かりやすいビジネスモデルなのです。
では、これほど有利な条件が揃っているにもかかわらず、なぜ多くの人が稼げずに廃業していくのでしょうか。
結婚相談所ビジネスで月商30万円を突破できないカウンセラーが多い原因は、5つの失敗パターンに陥ってしまっているからです。先輩カウンセラーと同じ失敗をしないためにも、次の章を絶対に見逃さないでください。

結婚相談所ビジネスの「お金事情」をYouTubeで解説しました。2025年から開業した場合の「現実的な年収」もご紹介しています。セミナー形式でお話ししているので、じっくりとご覧ください。
結婚相談所開業で儲からない失敗パターンTOP5

200社以上の結婚相談所に集客支援をしてきた結論として、経済的に苦戦する結婚相談所には5つの特徴があります。
第5位:値上げすること、稼ぐことに抵抗がある
儲からない結婚相談所の共通点の第5位は、お金を稼ぐことや値上げに、罪悪感や抵抗を感じていることです。
「お客様から高いお金をいただくのは申し訳ない」と、心のどこかで感じている方もいるでしょう。
しかし、結婚相談所ビジネスにおいて本質的な問題は、高い料金をいただくことではありません。価格に見合わない中途半端なサポートを提供してしまうこと、それ自体が問題なのです。たとえ料金が安くても、「安かろう悪かろう」ではお客様の貴重な時間を奪うだけであり、むしろ不誠実と言えます。
考えてみてください。業界最安値でも、会員が成婚できなければ、お客様が支払ったお金は完全に無駄になります。であれば、勇気を持って値上げをし、その資金でサポートの質を向上させ、会員を成婚に導く方が、よほど誠実な姿勢です。

値下げは最初の1人目のお客様だけで十分です。ビジネスの本質とは、どうすればサービスの価値を高められるかを考えることにあります。今日から値下げ競争は完全にやめにしましょう。
第4位:時代遅れの「自己流」マーケティングに時間を溶かす
儲からない結婚相談所の共通点の第4位は、マーケティングの原理原則を学ばず、効果が薄れた時代遅れの自己流なやり方に、貴重な時間を浪費してしまうことです。
「ブログを毎日更新しているのに、全く反応がない」「SNSの投稿数を追い求めているが、一向にお問い合わせに繋がらない」といった悩みを抱えがちです。
多くの人は、「ブログをたくさん書く」「SNSは投稿数が大事」といった、10年前の成功法則を信じて努力を続けています。しかし、その行為は、巨大なトンネルをスプーン一本で掘り進めようとしているのと同じです。あなたの情熱や努力が本物でも、そのやり方では成果に繋がる可能性は極めて低いでしょう。

2025年最新の集客施策は、ぼくが運営するYouTube「結婚相談所の集客チャンネル」で無料公開しています。現在進行形で、Webマーケティングだけで月300万円以上を稼ぐ、ぼくの集客ノウハウをぜひご覧ください。
第3位:お金をかけるべき「優先順位」を間違えている
儲からない結婚相談所の共通点の第3位は、ビジネスが成長しない無駄なことにお金と時間を浪費していることです。
特に多くの初心者が陥るのが、「安いから」という理由だけで物事を選んでしまい、結果的に大きな利益を逃す「機会損失」の罠です。
典型例が、数万円の格安ホームページです。結婚相談所は高単価ビジネスのため、少し具体的な話をします。仮にあなたが50万円を投資して、集客できるホームページを作ったとします。この投資によって、今まで3ヶ月に1人だった入会者が、たった1人増えて3ヶ月に2人になるだけで、1年後には売上が60万円プラスになり、投資額を余裕で回収できます。お問い合わせ率がわずか1%改善するだけで、売上は2倍になる。これが投資の力です。

にもかかわらず、多くの人は目先の数万円を惜しんで格安ホームページを選んでしまいます。しかし、「安かろう悪かろう」がビジネスの常です。質の低いホームページではお客様の心は動かず、本来得られるはずだった数十万円、数百万円の利益を自ら捨てているのと同じことなのです。
もちろん、投資に100%の保証はありません。しかし、成功している経営者は、お金を使うべきところと使わないところの「メリハリ」が非常に上手です。彼らは「スモールスタート」という言葉を、お金をかけないための言い訳には決して使いません。
第2位:お客様の「悩み」を無視し、自分の「やりたいこと」を優先する
儲からない結婚相談所の共通点の第2位は、カウンセラーの「優しさ」が、逆にお客様を不幸にしているという問題です。
結婚相談所ビジネスの本質は、あなたの「誰かを助けたい」という感情を満たすことではなく、お客様の「本気で結婚したい」という悩みを最短で解決すること。この鉄則を忘れ、自分の想いを優先した瞬間、あなたのビジネスはただの自己満足に陥る危険性があります。

自己満足が最も現れやすいのが、ターゲット設定です。「経済的に厳しい方を助けたい」「シングルマザーのために低価格なプランを作りたい」といった、あなたの素晴らしい「やりたい」という想いが、典型的な落とし穴になることがあります。
成婚が難しいとデータが出ている層に対して、あなたの感情だけで突き進むことは、本当にお客様のためになるでしょうか。それは、お客様の「結婚したい」という悩みを解決するのではなく、あなたの「応援したい」という自己満足を優先している状態なのかもしれません。
一度、ご自身の活動が「趣味」なのか「ビジネス」なのかを問い直してみる必要があります。
もし、趣味として誰かを支えることが目的なら、その素晴らしい想いはそのままで問題ありません。しかし、もし「ビジネス」として、お客様を”結果”で幸せにし、あなた自身も経済的に豊かになりたいと本気で思うなら、その優しい想いを一度横に置き、お客様の「成婚」という結果を最優先に考えてみてはどうでしょうか。その視点を持つことこそが、あなたと会員がwin-winになれる唯一の道です。
第1位:他社との「違い」を語れず、「安さ」でしか勝負できない
そして、儲からない結婚相談所の共通点の第1位。これは、ほとんどの人が無意識に犯してしまっている、全ての失敗の根源とも言える共通点です。それは、他社との「違い」を明確に語れず、結果的に「価格」でしか勝負できなくなっていることです。
ここであなたに一つ質問です。もしお客様から「あなたの相談所の強みは何ですか?」と聞かれたら、なんと答えますか。「1対1で丁寧にサポートすることです」とは、答えていないでしょうか。
その答えでは、選ばれる可能性は極めて低いでしょう。なぜなら、「手厚いサポート」はもはや「強み」ではなく、この業界の「当たり前」だからです。「違い」を語れないということは、お客様に「あなたを選ぶ理由」を何一つ提示できていないのと同じです。その瞬間、あなたは利益の出ない消耗戦に自ら足を踏み入れることになります。

ぼくがこれまで見てきた、うまくいかない結婚相談所のホームページには、決まってこう書かれています。「少人数制なので手厚いサポートを約束します」「恋愛初心者にやさしく寄り添います」「買い物同行します」。残念ながら、これらの言葉は顧客の心には響きません。「他の相談所と、何が違うんだろう?」と思われるだけです。
その結果どうなるか。お客様は、違いが分からないから、一番分かりやすい指標である「価格」で判断するしかなくなります。そしてあなたは、入会してもらうために料金を下げることになるのです。
値下げは、サポートの質を低下させます。1対1でサポートする結婚相談所ビジネスにおいて、値下げは必然的にあなた自身のサポート体制が手薄になることを意味します。それは、最終的に会員様を不幸にする、最もやってはいけない行為なのです。
あなたが今日からやるべきことは、ただ一つ。お客様に「あなただから、お願いしたい」と言われるための、明確な「違い」、つまりあなただけの「売れる商品」を作り上げることです。
【事例】結婚相談所で月100万円を稼ぐ5ステップ

知識ゼロ・経験ゼロから結婚相談所を開業して、最短で月商100万円を達成するための流れを解説します。
手順①:コンセプト設計を行う
コンセプト設計とは、あなたの結婚相談所が「誰に」「どんな価値を」「どうやって提供するか」を明確に定義することです。これがあいまいだと、集客方法がブレて、誰にも刺さらないホームページや発信になってしまいます。
まずは「ターゲット」「自社の強み」「他社との違い」「サポート内容」の4つを明確にしましょう。
実際、うまくいっていない結婚相談所の98%は、この設計が不十分です。結果として「他社と違いがわからない、ありがちな相談所」になり、選ばれません。
コンセプト設計がよく分からない方、集客につながる設計をプロに作ってほしい方は、「たかの式 結婚相談所のホームページ制作」にお任せください。Webマーケティング会社を経営する高野が1対1で徹底サポート。200名以上の開業者を支援してきた実績をもとに、あなたならではの”勝ち筋”を一緒に設計します。
手順②:高価格帯にするために、サポート内容を充実させる
売上を上げる方法は、たった2つしかありません。「会員数を増やす」or「単価を上げる」のどちらかです。
まずは、すべてのビジネスに共通する基本の公式を確認しましょう。
売上 = 会員数 × 会員1名あたりの単価(LTV)
個人経営の結婚相談所では「単価を上げる」ほうが圧倒的に現実的です。というのも、会員数を安定して増やし続けるには、多額の広告費や大きな人的リソースが必要になるからです。
特に、低価格帯で勝負するのは非常にリスクが高い戦略です。なぜなら、価格競争に巻き込まれると、資本力のある大手が有利になってしまうからです。
有名なマーケターたちも、以下のように「高単価の重要性」を強調しています。
神田昌典(マーケティングコンサルタント)
「個人や中小企業の成功には“高単価で熱狂的なファン”が不可欠」
マイケル・ポーター(経営学者)
「価格競争に巻き込まれたら、いずれ誰もが負ける」
ダン・ケネディ(マーケティングの巨匠)
「小規模事業者にとって、高価格は最強の武器。低価格で勝てるのは、ごく一部の資本力のある企業だけだ」
実際に「高単価の結婚相談所」と「低単価の結婚相談所」を比較すると、月商100万円を目指すうえで必要な入会者数が2倍も違うことが分かります(成婚率25%、平均在籍期間10ヶ月で試算)。
なお、以下は「成婚率25%」かつ「平均在籍期間10ヶ月」を想定しています。
高単価 | 低単価 | |
---|---|---|
初期費用 | 20万円 | 9万円 |
月会費 | 2.5万円 | 1万円 |
お見合い料 | 無料 | 無料 |
成婚料 | 25万円 | 20万円 |
LTV (会員1名あたりの売上) | 約51万円 | 約24万円 |
月商100万円に 必要な入会者数 | 月2名 | 月4名 |
単価を上げると、客層の質も向上しやすくなります。価格だけで相談所を選ぶ方の中には、「クレームが多い」「成婚しづらい」など、対応が難しいケースが多くなりがちです。高価格帯にすることで、あなた自身も精神的に余裕を持ちながら、より丁寧なサポートに集中できます。
もちろん、価格を上げるには「それだけの価値」が必要です。他の相談所と比べて、どのような違いを打ち出せるか。効果的なサポート体制を構築できるかがカギになります。
商品設計に悩んでいる方は、「たかの式 結婚相談所のホームページ制作」をご活用ください。コンセプト設計から価格戦略、商品づくりまで、あなたの強みを引き出しながら一緒に考えていきます。
手順③:会員獲得の公式&コンセプト設計をもとに、集客施策を決める
ここで言う「集客施策」とは、ホームページに見込み客を呼び込むための手段を指します。どれほど魅力的なホームページを作っても、そもそも人に見られなければ意味がありません。
実際、会員が増えない一番の原因は、「ホームページが見られていないこと」です。
最適な集客施策を選ぶには、「会員獲得の公式」と「コンセプト設計」が欠かせません。
「会員獲得の公式」を理解していないと、集客〜入会までのどこに課題があるのかが把握できず、改善の方向性が定まりません。たとえば、「ホームページのアクセス数が少ない」「SNSでターゲット層に届いていない」「問い合わせが来ても成約につながらない」など、問題の原因によって取るべき対策は大きく変わります。
「コンセプト設計」があいまいだと、誰に向けた相談所なのかが伝わらず、すべての発信内容がぼんやりしてしまいます。結果として、「自分向けじゃないな」とスルーされ、問い合わせや入会にはつながりません。
以下のような、なんとなくの判断で集客施策を選ぶのはNGです。
「知り合いの相談所がInstagramをやっているから」
「YouTubeが流行っているから、自分もやってみる」
SNSやチラシを作る前に、まずは戦略の土台を固めることが重要です。たかの式では、あなたのターゲットや強みに合わせて、最適な集客チャネルを戦略的に設計します。
手順④:ホームページ制作にお金と時間をかける
「まずは格安でホームページを作って、軌道に乗ったらリニューアルすればいい」と考える方も多いですが、非常に危険な思考です。
結婚相談所の開業はスモールスタートが基本とはいえ、ホームページだけは別。ネット集客の要であり、ホームページ制作に投資を惜しむと、どんな施策も十分な効果を発揮しません。
特に、連盟から紹介される制作会社に任せると、他社と似たようなテンプレートで作られることが多く、独自性が出せません。価格は安くても、商品開発やマーケティングの相談には対応してくれないのが現実です。
その結果、「これでは集客できない…」と開業から数ヶ月でリニューアルのご相談いただくケースが後を絶ちません。
だからこそ、開業前の段階から“集客できるホームページ”にしっかり投資することが、成功への最短ルートです。たかの式 ホームページ制作では、開業前から中長期の集客を見据えたホームページを設計・制作しています。
手順⑤:集客施策を6ヶ月以上継続する
集客は、短期で結果が出るほど甘くありません。最低でも6ヶ月は継続しましょう。
なぜなら、結婚相談所の集客は「認知→信頼→問い合わせ→無料相談→入会」と、いくつものステップを踏むからです。
どれだけ良い施策でも、1ヶ月やそこらで成果が出ることはまずありません。特にSNSやSEO、YouTubeなどの「資産型メディア」は、反応が出るまでに時間がかかるのが当たり前です。
実際、開業直後の多くの方が「本気で1ヶ月頑張ったのに、全然反応がない…」と悩みますが、それはまだスタート地点に立ったにすぎません。逆に言えば、6ヶ月ほど地道に努力すれば、「自動的に集客が回り続ける仕組み」をつくれる可能性があります。ここで踏ん張れるかどうかが、成功を左右します。
「すぐに成果が出ないのは当然」と捉え、半年以上の視野で取り組むことが、結婚相談所経営を軌道に乗せるカギなのです。
「結婚相談所の集客チャンネル」をうまく活用しよう

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