- 結婚相談所の集客方法でおすすめは?
- 結婚相談所の集客ができない原因は?
- 集客方法はどうやって選べばいいの?
こういった疑問に答えます。
結婚相談所の経営で最も苦労するのが「集客」です。IBJ(旧名称:日本結婚相談所連盟)の加盟店だけで4,700社を超え、マッチングアプリとの競争も激化しているため、何となく運営しているだけでは会員は集まりません。
本記事では、200名以上の結婚相談所オーナーから経営相談を受けてきた経験をもとに、集客できない3つの原因と、結婚相談所で使える18の集客方法を徹底解説します。月商100万円以上を目指す方向けの「ネット集客の公式」も合わせて紹介します。
結婚相談所の集客ができない3つの原因
200名以上のオーナーから相談を受けてきた中で、集客に苦戦している相談所には共通する3つの原因があります。
①5,000社を超えるライバルと差別化できていない
結婚相談所は、IBJ・TMS・BIU・NNRといった連盟加盟店だけで5,000社を超えるほど競争の激しい市場です。さらに、月1万円前後で使えるマッチングアプリも強力な競合になります。
この中で「うちは他の相談所と何が違うのか」を言語化できていない相談所は、入会金・月会費・成婚料で20〜50万円という料金だけが目立ち、選ばれません。
ターゲットを明確にし、「40代の再婚専門」「年収600万円以上のハイクラス女性専門」のように、誰のための相談所かを端的に伝えることが集客の大前提になります。
②ターゲットに合わない集客方法を選んでいる
20〜30代の女性を狙いたいのにチラシを配る、40〜50代の男性を狙いたいのにTikTokで発信する、といったミスマッチが集客の停滞を招きます。
また、見込み客が入会までに相談所と接触する回数は、平均で3〜5回と言われています。Instagramで存在を知り、Google検索で評判を調べ、YouTubeで人柄を確認し、Googleマップで口コミを見る、といった複数の接点が必要です。
1つの集客方法だけで入会まで完結することは、現代ではほぼ不可能です。
③作業量が圧倒的に足りず、すぐに諦めてしまう
SEOもSNSもブログも、成果が出るまでに半年〜1年はかかります。それにもかかわらず、1〜2ヶ月で「反応がないから別の方法にしよう」と諦めてしまう方が非常に多いのが現状です。
結果、どの方法も中途半端に終わり、どれくらい効果があったか確認することすらできないまま、予算と時間を浪費してしまいます。本気で集客に取り組むなら、1つの方法を最低6ヶ月は継続する覚悟が必要です。

結婚相談所の集客方法18選
集客とは、まだ自社を知らない人に存在を知ってもらい、ホームページに訪れてもらう活動のことです。紹介・イベント・チラシなど一部の方法では、直接電話や来店につながるケースもあります。
ここでは、結婚相談所の集客に使える18の方法を1つずつ紹介します。
SEO対策(ホームページ)
「〇〇市 結婚相談所」のような検索キーワードで、自社のホームページを検索結果の上位に表示させる対策です。一度上位を取れれば数ヶ月〜数年は維持されるため、広告費ゼロで継続的な集客ができる「資産」になります。
ただし、商圏選びを間違えるとどれだけ努力しても勝率0%です。すでに強い相談所が複数あるエリアで後発が上位を取るのはほぼ不可能。タイトル設計・内部リンク構造など専門知識も求められるため、独学は半年〜1年を無駄にするリスクが高い方法でもあります。
本格的に成果を狙うなら、SEOに強いホームページ制作会社への相談が最短ルートです。
SEO対策(ブログ)
「40代 婚活 不安」「年収600万円 婚活」のような悩み系キーワードで記事を書き、自社サイトへ訪問してもらう対策です。「結婚相談所」単独キーワードは競合が強すぎて上位が取れないため、悩みの切り口で狙います。
ただし、ブログSEOの難易度は極めて高いです。外注するなら記事1本2〜3万円、月4本で10〜12万円、戦略込みで月30万円規模の予算が必須。「婚活経験があるから書ける」と始めても、SEOの知識なしで書いた記事は誰にも読まれず、時間と労力が丸ごと無駄になります。
現実的には、SEOに強いライターや制作会社への外注が賢明です。
MEO対策
Googleマップで「エリア名+結婚相談所」と検索されたときに、自社を上位表示させる対策です。地名で探す人は入会意欲が高く、マップ上で上位を取れれば問い合わせに直結します。
無料で始められ、SEOより成果が早く出やすいのが最大の強み。新規開業でも、数週間で動きが見え始めることも珍しくありません。
ただし、星1〜2の悪評が数件つくだけで問い合わせ数が半減するほど、口コミ評価の影響が絶大です。強引な営業で悪評が広まると取り返しがつきません。
まずはGoogleビジネスプロフィールに登録し、店舗情報・営業時間・写真(内観・外観・カウンセラーの顔)を完璧に整えるところから始めましょう。
AI検索対策
ChatGPT・Perplexity・Google SGEなどで「〇〇市のおすすめ結婚相談所は?」と質問されたときに、自社が推奨されるよう情報を整える対策です。
競合がほぼ手をつけていない領域のため、早期に対策すれば先行者利益を取れます。
難しいのは効果測定の仕組みが整っていないこと。SEOのように「何位」と測れず、地道にAIへ質問して検証するしかありません。
自社サイトの情報を見出しや箇条書きで整理し、Q&A形式のコンテンツを充実させると、AIが引用しやすくなります。
リスティング広告
Google・Yahooの検索結果の一番上に表示される広告です。今まさに結婚相談所を探している人に直接届くため、広告の中で最も成約率が高いのが特徴。出稿したその日から集客がスタートするため、即効性を求める方に向いています。
反面、広告費が継続発生し、止めた瞬間に集客も止まります。エリアによっては1クリック500〜1,000円、1入会獲得に10〜20万円の広告費が必要になることも。
月10〜30万円の予算で、2〜3個のキーワードから小さくテストするのが鉄則です。
SNS広告
Instagram・TikTok・Facebookなどのタイムラインに差し込まれる広告です。リスティング広告と違い、まだ結婚相談所を探していない潜在層にもアプローチできるのが特徴になります。
「30〜35歳・東京都在住・恋愛や結婚に関心あり」のように、年齢・地域・興味でピンポイントに絞り込めるのが強みです。
ただし、広告運用のスキルと、画像・動画などの広告素材を作るスキルの両方が必要。素人が自己流で月10万円を数ヶ月垂れ流して諦めるケースを多く見てきました。
Meta広告マネージャー(InstagramやFacebookの広告を管理する画面)を開設し、月3〜5万円の小額テストから始めましょう。
アフィリエイト広告
他のメディアやブロガーに紹介してもらい、成約したときだけ報酬を払う成果報酬型の広告です。固定費を抑えたい方、予算の限られた開業初期に向いています。
ただし、紹介してくれるアフィリエイターを見つけること自体が難しいのが実情。大手アプリや有名相談所に優先的に集中するため、新規参入の個人相談所はなかなか選ばれません。
A8.netやアクセストレードなどのASP(広告主と紹介者をつなぐサービス)に広告主として登録するところから。登録無料で、成約がなければコストはゼロです。
写真やリール動画で、相談所の雰囲気・婚活ノウハウ・カウンセラーの人柄を発信する方法です。20〜40代女性の利用率が非常に高いため、結婚相談所の主要ターゲットに届きやすい媒体になります。
店舗の雰囲気・スタッフの表情・成婚カップルの笑顔など、他社との違いを視覚的に伝えられるのが強みです。
ただし、週5投稿以上の継続が必要で、フォロワー1,000人を超えて問い合わせが入り始めるまで半年〜1年かかります。「投稿すればすぐ反応がある」は誤解です。
プロフィール欄を「誰向けの相談所か」「無料相談への導線」を意識して整え、週3本のリール動画から始めるのがおすすめです。
X(旧Twitter)
テキスト中心で、婚活ノウハウ・統計データ・業界のリアルな話を発信する方法です。1投稿でバズれば1日で数千〜数万人にリーチできる拡散力が魅力です。
ただし、婚活系アカウントはすでに飽和状態。みんなやっている分ライバルも多く、成功率は高くありません。既存アカウントと似た投稿では埋もれるため、統計データ・業界の裏話・心理学など独自の切り口が不可欠です。
毎日3〜5投稿を3ヶ月続け、100投稿を超えるあたりから徐々に発見されていきます。
TikTok
60秒以内のショート動画で婚活ノウハウや相談所の日常を発信する方法です。アルゴリズムの特性上、フォロワーがゼロに近くてもバズれば爆発的に届くため、参入の早い者勝ちになります。
ただし、若年層中心のため結婚相談所の本命層(30代後半〜40代)とはズレることも。再生回数が伸びても成約につながらない場合があります。
「男性が引く女性の行動3選」のような1分以内の婚活ハック動画を週3本投稿しましょう。最初の3秒で興味を引けなければ即離脱されるため、冒頭の設計が最重要です。
YouTube
10〜15分の動画で婚活ノウハウやカウンセラーの人柄を伝える方法です。視聴者が長時間自発的に見るため、他のSNSでは得られないレベルのファン化・信頼獲得につながります。
チャンネル登録者が1,000人を超える頃から、「動画を見て応募しました」という問い合わせが安定的に入り始めます。
ただし、撮影・編集で1本5〜10時間かかるため片手間では続きません。編集外注なら1本5,000円〜1万円。成果が出るまで半年〜1年です。
週1本のペースで30本投稿を目標に。30本を超えるあたりから加速的に登録者が増える傾向があります。
フィード投稿やグループ参加で40代以上のユーザーに届ける方法です。他のSNSと違い40〜50代の利用率が高いため、結婚相談所の本命層にダイレクトに届きやすい媒体になります。
ただし、若年層の利用は年々減少しており、新規のお客様全体にリーチする力は弱まっています。20〜30代女性をメインターゲットにするなら優先度は低めです。
ビジネスページを開設し、地域の婚活・地元コミュニティのグループに参加するところから。営業色を出さず、価値ある情報発信で信頼を積み上げましょう。
紹介
既会員・成婚者・知人・親族からの口コミで新規会員を獲得する方法です。紹介経由は信頼度が高く、成約率が圧倒的に高いうえ、広告費もかかりません。
1人の満足した会員から平均2〜3人の紹介が発生するケースもあり、軌道に乗れば広告費ゼロで会員が増え続ける理想的な状態を作れます。
ただし、既存会員が少ない開業初期は紹介が発生しないのが難点。会員20〜30人の安定期から有効になる方法と理解しておきましょう。
紹介制度(紹介者特典・成婚時のお礼金)を設計し、「紹介してくれたら月会費を1ヶ月無料」のような形で既会員に案内します。
婚活パーティー主催
自社で婚活イベントを開催し、参加者と直接対面で接点を作る方法です。参加者は「入会までは踏み切れないけど興味はある」層が多く、イベントで信頼を得られれば後から入会につながります。
参加者リストを獲得できるため、後からメール・LINEでフォローできる点もメリットです。
ただし、会場費(1回3〜10万円)や集客費がかかり、参加者ゼロのリスクもあります。特に開業初期は集客が難しく、赤字を何度か覚悟する必要があります。
まずは5〜10名の少人数交流会を月1回、カフェや会議室で小さく開催するところから始めましょう。
自治体・商工会議所との連携
市役所・町役場・商工会議所が主催する婚活支援事業に協力・登壇する方法です。公的機関の後ろ盾で信頼性が飛躍的に上がるのが最大の魅力。「〇〇市の婚活支援事業と提携」と謳えれば、民間の相談所より一段上の立ち位置を取れます。
ただし、提案から契約まで3〜6ヶ月かかることも珍しくなく、行政との調整に時間を要します。報酬も限定的で、収益より「信頼獲得」が主目的になります。
地元の自治体・商工会議所の婚活支援事業担当者に、「無料セミナーを開催させてほしい」といった小さな切り口で提案してみましょう。
チラシ
地域の住宅にチラシを配布し、相談所の存在を知ってもらう方法です。ポスティング業者に依頼すれば、1エリア1,000部で2〜3万円から配布可能。スマホをあまり使わない40〜50代層にも届くのが強みです。
ただし、反応率は0.1〜0.3%(1,000枚配って1〜3件の問い合わせ)と極めて低いのが現実。デザインや訴求が弱ければ、配布費用がそのまま赤字になります。
まずは1,000枚単位の小ロット印刷からテスト配布し、配布エリアを変えながら反応を測定するのが鉄則です。
連盟のポータルサイト掲載
IBJ・TMSなどの連盟が運営する公式ポータルサイトに、自社情報を掲載する方法です。連盟のブランド力で信頼感が高く、訪れる見込み客も「本気で結婚したい層」に絞られているのが強み。加盟直後で確実な集客源を確保したい相談所には、最優先で取り組むべき方法です。
ただし、IBJなら4,700社という同じ連盟内の競合に埋もれやすいのが課題。プロフィール写真や紹介文の質で選ばれます。
加盟先連盟のマイページで、プロフィール写真(プロカメラマン撮影が理想)・自己紹介文・サポート内容を徹底的に充実させましょう。他の9割の加盟店より情報量が多い状態を最低ラインに設定してください。
比較・ランキング記事への掲載
「〇〇市おすすめ結婚相談所10選」のような第三者メディアの比較記事に掲載してもらう方法です。SEOで上位表示された比較記事に載れば、その記事の検索流入をそのまま獲得できます。
第三者の目線で紹介されるため、自社で発信するより信頼を獲得しやすいのが強みです。
ただし、掲載枠は有料のことが多く、1記事3〜10万円、月額制なら月3〜5万円が相場。記事のSEO順位が落ちたら効果も落ちるため、継続的にコストがかかる点は押さえておく必要があります。
自社エリア名で検索し、上位10記事の運営者に掲載依頼メールを送るところから。1メディア依存はリスクが高いため、複数に分散するのがコツです。

結婚相談所のネット集客の公式【月100万円を目指す方へ】
この章は上級者向けの内容です。数字で改善を進めたい方、月商100万円以上を目指す方はぜひご一読ください。初心者の方は、まず18の集客方法から自分に合う1つを選び、6ヶ月継続することをおすすめします。
結婚相談所のネット集客は、以下の5段階の掛け算で成り立っています。
入会者数 = ①表示回数 × ②クリック率 × ③問い合わせ率 × ④面談参加率 × ⑤入会率
この公式を理解すれば、どの数字を改善すれば入会者が増えるのかが明確になります。まずは5段階の意味を1つずつ確認しましょう。
- ①表示回数:投稿・ホームページ・広告が何人に見られたか
- ②クリック率:見た人のうち、詳細を見に来てくれた割合
- ③問い合わせ率:サイトに来た人のうち、無料相談に申し込んだ割合
- ④面談参加率:申し込んだ人のうち、実際に相談に来てくれた割合
- ⑤入会率:相談した人のうち、入会まで進んでくれた割合
ネット集客がうまくいかないとき、多くの方が「全部ダメ」と感じてやみくもに方法を変えがちです。しかし実際には、この5段階のどこか1つでつまずいているだけのケースがほとんどです。
各段階に効く集客方法は、次のように整理できます。
- ①表示回数を増やす:SEO対策/MEO対策/SNS投稿/リスティング広告/SNS広告
- ②クリック率を上げる:タイトルの工夫/サムネイル画像の改善/広告の画像や動画の調整
- ③問い合わせ率を上げる:ホームページの改善/口コミの充実/特典の提示
- ④面談参加率を上げる:申し込み後の自動リマインド/オンライン面談の導入
- ⑤入会率を上げる:カウンセリングの質向上/料金説明の明確化/成婚事例の提示
改善の順番にも鉄則があります。必ず①表示回数から取り組み、順番に②③④⑤へ進んでいくのが最短ルートです。いくら入会率が高くても、そもそも表示回数がゼロなら入会者はゼロのままです。
初心者のうちは「SEO対策・MEO対策・SNSのどれか1つ」を選び、①表示回数を増やすことに集中してください。数字を意識した改善を習慣にできれば、感覚で運営する同業他社を一気に引き離せます。
結婚相談所の集客を加速させるホームページ制作
ここまで紹介した18の集客方法の多くは、最終的に見込み客をホームページに誘導することがゴールになります。どれだけ表示回数を増やしても、受け皿のホームページが弱ければ問い合わせにはつながりません。
ただし、ホームページだけを作っても成果は出ません。「誰に・どんな価値を届けるのか」というコンセプト設計が曖昧なままでは、どの集客方法を選んでも空振りに終わります。
高野のホームページ制作の最大の強みは、ホームページ制作・コンセプト設計・あなたに合った集客方法の提案を3つ同時並行で進められるところにあります。18の集客方法の中から、あなたのターゲット・予算・スキルに合う方法を具体的に絞り込み、コンセプト設計と連動させながらホームページに落とし込んでいきます。
正直に言えば、デザイン性だけを追求するなら他社の方が優れているかもしれません。それでも、高野が目指しているのは「おしゃれなホームページ」ではなく、売上に直結するホームページです。制作実績130社で培った集客ノウハウをもとに、あなたの状況に合った「勝ち筋」を一緒に設計します。





